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心にふれたらシャッターを押そう ― 2013年05月10日
これは1980年のあるCMからキャプチャした写真です。
青い空と海が眩しいほど良く晴れた日の海岸で、
辺りの様子を窺いながら、サッとTシャツとGパンを脱ぐ女性です。
この女性、宮崎美子さんと、その愛らしい仕草を覚えている人は多いでしょう。
でも、何のCMだったかは忘れているんじゃないでしょうか?
これはミノルタの一眼レフ「Minolta X-7」のCMでした。
CMの最後に「心にふれたらシャッターを押そう」というフレーズが流れます。
先月、そのX-7が我家に来たんです。
でも、「ちょっと難あり」のカメラです。
入手前に分かっていたことではありますが、
ファインダーのプリズムが一部腐食していて、
覗くとこんな風に横縞が入ります。
これでは海岸の美子さんを撮ろうとカメラを構えても、
こんな眺めです。
これでは「心にふれない」ですね。
何故こんなカメラを入手したかというと、
実は欲しかったのはカメラではなく、一緒に付いていたフードだったのです。
かつての愛機ミノルタのSR-7を今年始めに再入手する過程で、
おまけで貰った55mmの標準レンズにはフードがありませんでした。
下の写真で左側がそれです。右側の58mmはフードありです。
何故こんなカメラを入手したかというと、
実は欲しかったのはカメラではなく、一緒に付いていたフードだったのです。
かつての愛機ミノルタのSR-7を今年始めに再入手する過程で、
おまけで貰った55mmの標準レンズにはフードがありませんでした。
下の写真で左側がそれです。右側の58mmはフードありです。
その55mmにも純正のフードを付けてあげたくて、探していました。
そして、やっと見つけた物は”X-7”と共に売られていた訳です。
普通の感覚ではフードがおまけなのでしょうが、
私にとってはカメラがおまけでした。
とはいえ、せっかくやって来たX-7ですから分解と手直しに挑戦です。
うまい具合に、分解遊びのバイブル「ジャンクカメラの分解と組み立てに挑戦!」に、
この症例の対処方法が載っていました。
まず、カメラの上蓋を外してプリズムを取り出します。
といってもこんな状態ですから、配線板(フレキ)をさばく必要があります。
久しぶりに半田ごてなどを使いつつ、
やっとプリズム(下の写真左)を取り出しました。
プリズムとカメラの接触部分がどちらも黒く汚れています。
これは緩衝剤のモルトが溶けてグチャグチャになったものです。
できるだけ奇麗になるよう掃除しました。
プリズムの中央部を覗くと、
モルトの影響で腐食した銀メッキが、帯状に黒ずんでいるのが分かります。
これは緩衝剤のモルトが溶けてグチャグチャになったものです。
できるだけ奇麗になるよう掃除しました。
プリズムの中央部を覗くと、
モルトの影響で腐食した銀メッキが、帯状に黒ずんでいるのが分かります。
この帯状の腐食部分の汚れを取り除いて、
元の銀メッキのかわりに模型工作用の「ミラーシート」を貼りました。
ミラーシートの部分の反射率は落ちていますが、それなりに良さげです。
このプリズムを元のようにカメラに組み込んで完了です。
仕上がり具合の確認のために、CMの画像をパソコンのモニタに映して、
実際に修理後のX-7のファインダーを通して覗いてみたのが次の写真です。
このプリズムを元のようにカメラに組み込んで完了です。
仕上がり具合の確認のために、CMの画像をパソコンのモニタに映して、
実際に修理後のX-7のファインダーを通して覗いてみたのが次の写真です。
悪くないでしょう?
これであれば「心にふれてシャッターを押せ」そうです。
これであれば「心にふれてシャッターを押せ」そうです。
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