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真鍮電車にLEDヘッドライト2018年04月03日

前回)からの続きです。

真鍮製のHOゲージ電気機関車を作って走らせてみたところ、
気分が盛り上がり、さらにこの電車で遊んでみたくなりました。
それで、元々は付いていないヘッドライトを装備してみました。
LED照明の実験段階
ただし、照明用に用意された穴はないので、
とりあえず機関士用の窓から飛び出させています。
この照明は3mmΦのLEDで作りました。
一応、前進後退ごとに、
その進行方向のヘッドライトが点くようになっています。
この基盤(というほどのものではないですが)の写真は次。
02
ダイオードで進行方向ごとに振り分けた電気を、
ここに見えている1KΩの抵抗で必要電圧まで下げます。
本当は一個の抵抗でまかなえるのですが、
あまりに安いので(100個で100円)、前後のLEDごとに繋ぎました。

そして更に調子に乗って、
今度は光るべきところが光るように、
もっと困難な細工に挑戦したくなりました。
次の写真はキット付属のヘッドライト。
これを光らせるわけです。
ヘッドライト当初部品
このライトはもちろん飾りです。
この中に本当に光るLED照明を組み込むことにしました。
その工作の途中段階が次の写真です。
LEDチップのサイズ
ピンバイスにルーター用の切削ビットを装着して、
ヘッドライト背面に約3mmの穴を開けたところです。
(最初からLEDを組み込む計画にしていれば、
 ヘッドライト前面の透明プラスチック板を接着する前に、
 リード線が通過するだけの細い穴を開ければOKでした)
そして、3mmの穴に、写真で左手前に写っているLEDチップを埋め込みます。
このLEDチップのサイズは1.6mm x 0.8mmの小ささ。
十分納めることが可能ですね。
そして、穴の中でLEDの位置決めをしたら瞬間接着剤を充填します。
これで部品としては完成です。
最初に実験したLEDと並べてみました。
05
ちなみに車体の中は次のようです。
06
ニクロム線を当初の長さのまま押し込んだので、とぐろを巻いています。
この状態で電気を点けると、
光漏れ
後ろの穴から光が漏れてしまいました。
それで次のように黒ゴム接着剤で塞ぎました。
穴ふさぎ
そして、本当に完成!
電気機関車のLEDヘッドライト
ちゃんとヘッドライトが光るって、恰好いいです。

今回の追加工作の部品代:
・表面実装用白色LED(リード付) 40 円 x 2個 = 80 円
・整流用ショットキーダイオード(40V1A) 14 円 x 2個 = 28 円
・カーボン抵抗 1/2W 1kΩ 1 円 x 2個 = 2 円
合計:110 円(秋月電子通商にて激安!)

(終り)

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