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Nikonのガチャガチャ2019年02月04日

でも、ちょっと横道にそれます。

久しぶりにカラーフィルムの現像に取り組んでみましたが、
それは同時に「Nikonニコンのガチャガチャ」の再体験でもありました。
というのは、現像に使用したフィルムの撮影は、
次の写真中央のカメラとレンズで行なったからです。
かつて、オートフォーカス機のミノルタα7700iに乗り換えた時に、
「もうNikonのマニュアル機は不要!」と決断し、
一式手放してしまった組み合わせですね。
ニコンNikonのガチャガチャ
カメラは「ニコン Nikon F2」
レンズは「NIKKOR-P・C Auto 1:2.5 f=105mm」
今回、私が40年前に使用していた型式と、
全く同じ型式の105mmを再入手したんです。
最近使用していた105mm(写真左のAi-Sタイプ)よりゴツイです。

そして、この旧型レンズを使うためには、
カメラの露出計も、非Aiタイプの旧露出計(DP-1)が必要です。
という訳で、これも再入手し、次の写真のように着け代えてみました。
ニコンDP-11とDP-1
左がAiタイプの露出計(DP-11)、
右のカメラに装着されているのが非Aiタイプ(DP-1)です。

要は、昔の愛機の姿を完全に再現したかったのです。
だから、露出計の連動爪も、
二つのNikkor-105mm
左の「ブタ鼻」ではなく、右の「カニ爪」でなければなりません。
それから絞り環(リング)も、左のゴム巻きではなく、
右の金属製「梅鉢型ローレット」のものを探しました。

カメラとレンズをこの組み合わせにすると、
レンズ交換の度に、絞りリングの梅鉢を持って、
まず左に一杯に回し(ガチャ)、次に右に一杯に回して(ガチャ)、
レンズの開放F値をカメラに伝達する作業が必要になるのですね。
いわゆる、「ニコンのガチャガチャ」です。
この習慣が付いてしまっている人は、私もそうですが、
その後、別なカメラに買い替えて、開放F値の設定が不要になっても、
やはり、レンズ交換の度に「ガチャガチャ」と回してしまいます。

その「ガチャガチャ」という一種の儀式は、
今では、古き良き時代を思い出す魔法のようなものかもしれません。

ついでながら、実はフードにもこだわりました。
105mm用のフードは数種類発売されたようです。
そして、前の写真にあるように、
後期の105mmはフード内臓になってしまいました(便利は便利)。
今回、昔の型式にこだわり抜いた私は、
当該レンズとピッタリ同じ時代のフードを探し出しました。
ニコンHS-4
金属製のピンが二つ付いたスプリング式の脱着式フード(HS-4)です。
このフードが昔使用していたものと同じであることは、
1980年に井の頭公園で撮影された次の写真が証明しています。
ニコンのフード

フード拡大
「このフードだよ!」って昔の長女が教えてくれてますね。
それに、金属製の二つのピンを、
親指と人差し指で両側から挟んでレンズに取り付ける感覚も、
ガチャガチャと同じように、
私の体に染み付いた忘れがたい感覚なのです。

カラーフィルム自家現像液の保存性(1)2019年02月05日

前回)からの続きです。

今回の一連のテストでは、UNICOLORの現像液500mlを使用しています。

■UNICOLORのフィルム処理能力
説明書によれば、この液量での「処理能力」は、

・135フィルム(24枚撮り)で6本、とされています。

また、溶液作成後の数日以内であれば、それ以上も可能だそうです。
実際、以前使用していた「ローライデジベース Digibase」では、
液の疲労度に応じて、現像時間を1〜2分ほど延長することにより、
最大14本の処理本数を例示しています。
そこから、私の処理方針を次のように拡大してみます。

・01〜05本目まで:液温(℃) + 現像時間(分) = 38
・06〜10本目まで:液温(℃) + 現像時間(分) = 39
・11〜14本目まで:液温(℃) + 現像時間(分) = 40

■UNICOLORの寿命
説明書によれば、
「すべての現像溶剤は、作った瞬間から劣化がはじまり、
 空気、温度状況で劣化し、使用することでさらに劣化します」
とありますが、何日とかは書かれていません。
(使用・保管状況により大幅に変動するので当然ですね)
ちなみに、「ローライデジベース Digibase」の説明書には、
「貯蔵性」に関して、「最初のフィルムを現像後、
 ソフトパックを押して空気を排出させた場合の貯蔵性:およそ12か月」
と大胆にも書いてありました。
実際、私の経験でも数ヶ月は使用可能でした。

私の撮影環境では、一度に大量のフィルムを現像することはありません。
そんな必要があれば、その時はデジタルカメラの出番です。
フィルムの場合は、むしろ一本ずつ、間をあけて現像することになります。
ですから問題は溶液の保存性(寿命)なわけです。
寿命を伸ばすためには、できるだけ空気に触れさせず、
冷暗所に保管するのが良いとされているので、
私の場合は、潰し気味のボトルに入れて、
カラー現像液の保存
冬の屋外に置いてあります。
(食品と一緒に冷蔵庫で保管するのは、やはり躊躇します)

前置きが長くなりましたが、そんな風にした3回目の現像結果を示します。
現像液作成から約10日後、135フィルムの3本目の処理です。
まだ、この段階では溶液の劣化は少ないはずですので、
・01〜05本目まで:液温(℃) + 現像時間(分) = 38
の計算式の基づいて、30℃の溶液で8分間の現像時間です。
02
結果は良好。
何枚かデジタル化してアップします。
なお、今回からは、
スキャナ読み込み時は低コントラストで取り込み、
Lightroomで現像する時に、コントラストを上げるようにしました。
(その方が明部・暗部のディテールを良く拾えそうなので)
03

04

05

続く

ニコンで銀塩vsデジタル2019年02月09日

フィルム好きの人たちの間では、デジタルカメラの写真より、
銀塩フィルムで撮ったアナログ写真の方が味がある、
とか、デジタル写真は画像がシャープすぎてキツイ、
などと言われていて、
私自身も何となくそんな気がしているのですが、
これは本当でしょうか?

カラーフィルム自家現像UNICOLOR編」にて、
久しぶりに現像遊びができる状況にある私は、
「そうだ!ここで撮り比べをしなくちゃ!」
と思いました。
そして、「Nikonのガチャガチャ」に紹介した、
" Nikkor105mmレンズ " の40年前と30年前の製品を、
この試験撮影に使うことにしました。
だから、撮影機材は次の二つの組み合わせです。
銀塩VSデジタルNikon
フィルム用は左:Nikon F2 + Nikkor P・C 105mm + Fujicolor100
デジタル用は右:Nikon D600 + Ai-S Nikkor 105mm

撮影は「おとめ山公園」とその周辺。
ISO感度は100に固定、シャッタースピードと絞り値も揃え、
どちらも全く同じ条件で撮影しました。
その各結果を、比較しやすいように合成して載せます。
上がフィルム、下がデジタルです。

おとめ山公園の石橋
01

02
同水飲み場
03
同四阿
04
相馬坂
05
新目白通りをチラ見
06
東山藤稲荷神社
07
近衛町住宅街からおとめ山公園へ下る階段
08
近衛町の民家の万代塀
09

結果としては、思いの外そっくりな仕上がりでしたね。
デジタルデータの方は、
ほとんどLightroomのデフォルト設定で処理したので、
ハイライトがやや飛び気味で硬調な仕上がりです。
でも、これも手間暇かけて細かく調整したら、
どっちがどっちだか分からなくなりそうです。
こうなると、残る問題は撮影者の腕だな。

『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』を探して2019年02月10日

ドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」(2013年)
を観てみようと思ってからずいぶん経ってしまいました。
昨年末にちょっと暇ができたので、TSUTAYAの在庫検索をしてみたところ、
池袋から高田馬場周辺で在庫があるのは、東池袋のTSUTAYAだけでした。
そこで散歩がてら借りに行ったのです。
ところが見つかりません。
店内の機械で検索すると、ドキュメンタリーの棚にあるはずでした。
店員さんと一緒にくまなく探したのに、ついに見つけられませんでした。
たまにそんなことがあるらしいです。
この時は断念。
そして、今年になってから、面倒なことをやめてAmazonに発注し、
DVDと三枚のポストカードがやって来ました。
ヴィヴィアン・マイヤー
予想通り、とても面白い映画でした。

あらすじは、DVDケースに次のように記されています。
「奇跡は、ある若者がわずか380ドルで落札したネガ・フィルムの詰まった箱を手に入れたことから始まった。2007年、シカゴ在住の青年ジョン・マルーフがオークションで大量の古い写真のネガを手に入れた。その一部をブログにアップしたところ、熱狂的な賛辞が次から次へと寄せられた。この奇跡を世界の主要メディアが絶賛。発売された写真集は全米売上No.1を記録、NY・パリ・ロンドンでいち早く展覧会が開かれるや人々が押し寄せた。撮影者の名はヴィヴィアン・マイヤー。すでに故人で、職業は元ナニー(乳母)。15万枚以上の作品を残しながら、生前一枚も公表することがなかった。ナニーをしていた女性が、なぜこれほど優れた写真を撮れたのか?なぜ誰にも作品を見せなかったのか?」

ね、ちょっと面白そうでしょう?
額面通りに受け取れば、この映画は、
「アーティスト発掘のドキュメンタリー」です。
でも、私はこれを「恋愛映画」のようだ、と思って観ました。
シカゴ在住の青年ジョンと、
既に故人となった写真家ヴィヴィアンの魂との恋愛です。
そう思って観ると、恋愛物語と写真関係のいろいろな要素が、
さまざまに深く絡み合っているような気がするんです。

■出会い
ジョンとヴィヴィアン(の作品)が出会ったのは、
「スキヤバシ」ならぬ「スキャナー」のガラスの上です。
そのスキャナーの名前は、" EPSON GT-X970 "。
私の使っているスキャナーと同じでした!
1
ジョンはここで、ヴィヴィアンを発見するのです。

■相手を知りたいという欲求
恋愛の始まりは、相手のことを知りたいと思う気持ちです。
最初に入手したヴィヴィアンの作品の魅力に取り憑かれたジョンは、
彼女の撮影したネガだけでなく、未現像のフィルムや遺品の数々を、
八方手を尽くして、部屋いっぱいになるくらい収集しました。
2
こうして彼女の遺物をたくさん集めることができても、
まだ人物像は謎のままでした。

■彼女のルーツの探求
好きになった相手がどんな人間なのか、普通は知りたくなりますよね。
ジョンは系図学者の力を借りて、
彼女のルーツがフランスにあることを突き止めます。
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でも、フランスのどこかは不明。
それで、フランスに旅行した時の彼女の写真から、
撮影場所の特定を試みる。(私も良くやる場所探しゲーム)
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フランス旅行時の写真に写っている教会の尖塔に注目し、
5
ネットで画像検索をする。
6
そしてフランスの田舎の街を発見するんです。
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■衝動的な行動
ジョンは、もっとヴィヴィアンについて知りたいという欲求から、
彼女のルーツである街に飛んでいってしまう。
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9

10
この衝動性は、一歩間違えば「ストーカー」になってしまいますね。
ジョンは幸運にも、その街で彼女の親戚に出会い、
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その親戚が見せてくれたのは、
ヴィヴィアンの母親が所有していたボックスカメラでした。
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写真好きは母親から受け継いだものだったんですね。
そのボックスカメラで撮った母子像も残っていました。
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右の無愛想な少女がヴィヴィアン、中央がその母シルヴァンです。

■献身
恋愛の一要素は、相手に献身的に尽くすことです。
膨大なネガから作品を選び、プリントに仕立てる作業は、
とてつもない労力を必要とします。
ジョンは、ヴィヴィアンのネガの作品化に美術館等の協力を求めましたが、
丁重に拒否されてしまいました。
そこで、自ら作業することを決断します。
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そして、展示会の開催にこぎ着けます。
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ジョンの熱意の源は、
写真家としてのヴィヴィアンを世界に知らしめたい、
と望む献身的な心でした。
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■所有カメラ
映画の中では彼女のセルフポートレイトが何枚も紹介されます。
私のようなカメラ好きがそれを見ると、
ヴィヴィアンの容姿だけでなく、
彼女が抱えている「カメラ」に目がいきます。
例示すると、
・ローライフレックス(ちなみに、私もベビーローライ持ってます!)
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・銀と黒のバルナックライカ(私も銀のバルナックライカ持ってます!)
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21
1950年代から60年代の写真と思われますが、
当時このカメラを所有し、
かつ大量のフィルムを現像に出していたとすると、
乳母としての給料は全て「カメラと写真」に注ぎ込んでいたのでしょう。
それでも写真家としては、一枚の作品も発表しなかったって不思議です。

■恋の不安
「自分の好意は逆に迷惑がられてはいまいか?」という不安は、
恋愛状態にある全ての人に共通するものらしいです。
(私は経験がないのでわかりません)
ヴィヴィアン・マイヤーの名を世界に広めることに成功したジョンにも、
それと似た気持ちがありました。
「彼女は自分の作品を公開したくなかったのでは?」という説を唱える人もあり、
ジョン自身も、その思いを払拭できていませんでした。
しかし、彼女のルーツであるフランスの田舎町で写真展を開くことになり、
そこを訪れたジョンは、その町に彼女が馴染みの写真店があり、
そこに残っていた手紙を発見します。
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それは、彼女が作品の発表を目指して、
当時暮らしていたアメリカから、そのフランスの写真店に宛てて、
自分の写真のプリントを依頼する手紙でした。
「あなた達が素晴らしい技術を持っていることを私は知っています。
遠く離れているけど一緒に仕事をしませんか?
私が注文の多い人間であることは既にご存知でしょうが、
ぜひ、プリントをお願いしたいのです。
撮影したカメラはローライフレックスです。」と書かれていました。
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一緒の仕事は、結局実現することはありませんでしたが、
この手紙により、彼女が自作品の発表を企図していたこと、
また、自分の写真の優秀さに気付いていたことが明らかになりました。
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そして、「彼女の夢を、今、僕らがかなえている」
ジョンの行為はヴィヴィアンにとって迷惑であるどころか、
むしろ彼女の意に沿ったものであることを知り、ジョンも安堵したのです。
めでたし、めでたし。

■結局ヴィヴィアン・マイヤーは何者なのか?
母親から受け継いだ「写真」好きを突き詰めて、
乳母としての給料をすべてそれに注ぎ込み、独身を貫き、
晩年は困窮した偏屈な女として、
公園の片隅のベンチで一日を過ごす生活。
過去に乳母としてのヴィヴィアンから世話を受けた人達が、
後年、映画の中でインタビューに答えていますが、
そこで明らかにされるのは、彼女の特異な性格と、
偏執狂的な数々の振る舞いを伝えるエピソードです。
残された多くのセルフポートレートの表情からも、
彼女の偏った性格が読み取れるような気がします。
孤高の芸術家とはそういうものなのか、と思いながら、
でも次の一枚を見ると別な考えも浮かびます。
25
これは、ニューヨークで乳母をしていた時代に、
避暑地で過ごす一家に乳母として同行した彼女です。
海辺で水着姿の彼女は、くつろいで少しばかり微笑んでいるように見えます。
やや月並みな表現ながら、
「偏屈な彼女にも、こんな女らしい魅力的な一面があったのか」
と思っちゃいます。

そして、そんな魅力的な女性としての「心」と、
自分の作品を発表できなかったという「悔い」が、
彼女の死後、何か超現実的な世界を通じて、青年ジョンのもとに届き、
彼に「恋愛」にも似た一連の行動を起こさせたのではないでしょうか。

実は、これに似た体験を私もしたことがあります。
(取るに足りない体験ではありますが)
既に7年前のことになります。
新緑の少女裸像」というブログ記事を書きました。
その記事にコメントしてくださった「ようこさん」とのやりとりで、
私が図らずも少女裸像の作者の「渡辺弘行」さん(故人)と、
その孫娘である「ようこさん」の間の橋渡し役を担ったことを知りました。
「芸術家のような心の強い人は、死後もその思いが現世の人間に届く」
というのが私の仮説です。

私の超現象体験について、そういえば次のようなこともありました。
お墓参りで大事なこと
この4年前のブログ記事に書いた通り、
何万個のお墓の中から、会ったこともない叔母様のお墓を見つけた話です。

まあ、そんな超現実など信じずに、
「世の中には偶然ってあるんだね」で済ませても良いのですが、
超現象の世界っていうのも悪い考えではないですよね。

理想の二眼レフを探して12019年02月20日

前回」紹介したドキュメンタリー映画の
「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」を見て、
二眼レフって不思議な魅力のあるカメラだと思いました。
ヴィヴィアン・マイヤーと二眼レフ
人物を撮影する時の二眼レフの利点は、
撮影対象に威圧感を与えないことらしいです。
確かに、顔の真ん前でカメラを構えられたら、普通の人は警戒しちゃいますが、
そのカメラがお腹の高さだったら、結構、心を開くかもしれません。
ヴィヴィアンの作品を高く評価した写真家のメイロウイッツ氏は、
02
ヴィヴィアンの使用したカメラ「ローライフレックス」について、
『一種の隠し撮りカメラだ』とコメントしています。
03
また、レンズの高さが通常視点より低くなるために、
映像がダイナミックになると、指摘していました。

そんなわけで、私も二眼レフを持って、
ヴィヴィアンのように " walk & shoot " しようと思いました。
ところが、そんな私の前に立ちふさがったのが次の3台。
04
それぞれ故障を抱えた二眼レフ3台です。
「写真家」であるよりも「修理工」である私の務めは、
まず、この3台を通常通り使用可能な状態にすることでした。

左のマミヤ MAMIYA C220はシャッターが切れたり切れなかったりします。
中央のリコー RICOH_FLEXはシャッターのレリーズレバーが戻りません。
右のプリモ PRIMO-JRはシャッター羽根が開くのに一時間かかったりします。

とまあ、いずれもシャッターにトラブルの生じている3台なのですが、
たまたま並べて見て、以前から所有していたマミヤC220って、
異常に大きなカメラなんだな!と驚きました。
レンズ交換が可能なプロ向けのカメラとしてもデカい!です。
それぞれの重量を測ってみると次のような結果になりました。
二眼レフの重量比較
マミヤ:1,441g
リコー:759g
プリモ:727g
マミヤは1kgを超えました。他の二つの倍近い重さです。
ところが、フィルムサイズによるカテゴリー分類では、
マミヤとリコーが 6x6のブローニー版のカメラであり、
プリモだけが弟分的な 4x4のベスト版カメラです。

ということは、私が頻繁なレンズ交換とかしないのであれば、
写真中央の「RICOH_FLEX」こそ、
私にとって理想の二眼レフではないでしょうか?
とか考えつつ、まずは「修理工」の仕事をすることにしました。

続く