▪️次のボックスに適当な文字列(複数可)を入力して、当ブログ内を検索できます ▪️下の目次タイトルをクリックするとテーマ別過去記事の目次へ飛びます
    ・目白の風景 今昔:目次
    ・吉祥寺の風景 今昔:目次
    ・昔と今の写真(番外編):目次
    ・地中海バブル旅行etc.:目次
    ・旅のつれづれ:目次
    ・母のアルバム:目次
    ・目白ジオラマ鉄道模型:目次
    ・すべてのカメラに名前がある:目次

お花にもお墓の雑司ヶ谷霊園2015年04月28日

雑司ヶ谷霊園には様々な形に加工された墓石があります。
先日見つけたのはこんな形。
不思議な墓石
まるで、カメラの透視ファインダーのようです。
昔の二眼レフに良くありました。
透視ファインダー二眼レフ
こうして覗いて見ると、平凡な風景も何か意味深く感じられます。
覗いてみると
最初の墓石は、きっとカメラ好きな方のものですね。
その他、次のように、丸く穿たれた石もありました。
丸い透視ファインダー
この霊園に眠る人は、カメラ好きが多いのでしょうか。

近くの霊園に自分の家のお墓があって、
天気の良い日に散歩がてらのお墓参りができたら良いな、といつも思います。
お天気の日にお墓参り
でも、都立の霊園の中でも、特にこの雑司ヶ谷霊園は「高嶺の花」。
だいたい、空き区画の募集そのものがほとんど無いようです。

そう思っていたら、のどから手が出そうな空地がありました。
区画に木杭
四角に区画杭が打たれているのは、これから工事をする目印でしょうか?
でも木の脚元は腐敗防止のために焼き杭になっています。
ということは、この木杭は長期間使われるはずです。
答えは、この空地の後ろではためいている幟にあります。
また、別の場所には、次のように完成形がありました。
下げ花置場
「下げ花置場」でした。
つまり、ここは墓前に供えられたお花の「お墓」なんですね。

そう思ったら、今度は「お墓のお墓」もありました。
お墓のお墓
これは、お墓の更新のために取り除かれた古い縁石の仮置場でした。

実際、今まさに製作中のお墓もありましたよ。
お墓施行中

そして、次のように完成間近のお墓を確認に来たお施主さんも。
お墓の完了間近
産院で、誕生したばかりの子や孫を見つめるかのような様子です。
お墓の完成
真新しい白御影が、隣の区画のベニカナメモチの紅色に映えていますね。

続く