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マドンナも泊まった「エデンロック」2015年10月13日

世の中には高貴な方々がいらっしゃって、
その方達にだけ許された世界があるんだ、ということを実感させてくれたホテル。
ホテル_デュ_カップ_エデンロック
名前は"HOTEL DU CAP EDEN ROC"「ホテル デュ・カップ エデンロック」
南仏のニースとカンヌの間にあるアンティーブ岬に人知れず建っていました。
次の写真はホテルの絵はがき。ホテルを更に上空から眺めています。
エデンロック空撮
第一次大戦前は欧州の富豪の邸宅だったらしい。
私が訪れた当時、日本語のガイドブックでは全く取り上げていませんでした。
それは、一般人が紹介者なしに泊まるのは難しかったからでしょう。

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この写真でも分かるとおり、ホテルエントランスは小さめです。
なぜなら大きくする必要性が全くないからです。

次の写真は、エントランスのすぐ内側にある螺旋階段とガラスのエレベーター。
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危険はないか? 大丈夫です。
なぜなら、このホテルに子連れで来るような人はいないから。
それと、これは意見が分かれる所かも知れませんが、
当時のTARIFFには、"DOGS ARE NOT ADMITTED"と注意書きがありました。
要は、そういう場所であり、そういう時代だった訳ですね。

螺旋階段の脇を通るとラウンジです。
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このラウンジから地中海に向かって「大プロムナード」が伸びていました。
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これは夕方、逆光の景色です。
この景観にあまりに感激したので、翌朝も撮りました。次の写真です。
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海の方から逆方向の写真も撮りましたよ。
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私が写り込んでいますが、正直この場には似合っていませんね。

やはり、この庭園には上品な高齢の紳士淑女がふさわしいと思います。
例えば、次のように庭園を散歩する女性とその御主人。
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また、室のテラスでくつろぐ男性。
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現天皇陛下は、皇太子時代に御宿泊されたそうです。
また、マドンナがニースでコンサートを開いた時に、
ここに宿泊して、庭で早朝ジョギングをしていたそうです。
多分、何の特別な警護もなしだったろうと思います。
そんな風に、特別な方々が自然体で普通に寛げるホテルだったんですね。

今はどうか知りません。
私みたいな日本人が、
「金」と「カメラ」を持って泊まりに来るようになっていたら、
雰囲気は台無しだろうな。

続く

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