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昔の旅行写真にGPS2016年09月03日

フィルムカメラを持って旅行した時代の写真を眺めてみると、
どこで何を撮影したのか、直ぐに分かるものもあるし、
そうでないものもあります。
WTCとウールワースビル
例えば、これなどは誰でも分かるでしょう?
二本並んだ直方体の超高層ビルは、
ニューヨークのWTC(ワールド・トレード・センター)ですね。
2001年9.11の航空機テロで崩壊した映像により、世界中で有名になりました。
(ちなみに、この写真はテロの約1ヶ月前に撮影したものです)
また、WTCの右側に頭だけ写っている建物は「ウールワース・ビル」です。
ゴシックの聖堂のような尖塔に特徴があり、
ニューヨークの摩天楼が好きな方は、この頂部を見るだけで分かるらしいです。
別の角度からの写真も次に追加しておきます。
ウールワースビル追加

ところが、同じNYで撮影した次の写真はそういうわけにはいきません。
ワシントンスクエア近くの東9番街
どこにでもありそうな街路風景です。
実は数年前に、このニューヨーク旅行のアルバムを見返した時に、
この写真の撮影場所を一旦確認していました。
でも、今は忘れてしまいました。
それで今回も、写真の中の幾つかの情報をもとに特定してみました。
(多分前回も同じ方法だったと思います)
手がかりは、"E 9 ST"と書かれた道路標識が写っていることと、
この写真の直後に"ワシントン・スクエア"を撮影していたことです。
その特定した場所をストリートビューで表示すると、こういう風景です。
セント・ジョン大学
結構印象が違って見えますね。
その理由の一つは、昔の写真で中央右手のクリーム色の建物が、
現在はガラス壁の、現代的な建物に変貌していることでしょうか。
一見、IT企業のオフィスっぽいですが、実はこのビルは大学だそうです。
"St. John's University Manhattan Campus"と表示されていました。

こんな風に、私は旅行先でも街並みの写真をよく撮ります。
問題は、しばらく経つと撮影場所が分からなくなること、
そして一度突き止めたとしても、
また、数年後に見直すと分からなくなっていることです。
この問題を解消するには、
やはり、画像データにGPS位置情報を直接埋め込んでしまうしかありません。
そうすれば、「ニース〜ビオット〜アンティーブ」で例示したように、
パソコン上で、次のような表示方法ができますからね。
14広域図写真配置

ビオット写真配置地図
地図上の撮影場所に、該当する写真のサムネイルが表示されています。
実に分かりやすく、かつ自分の足跡も辿れて楽しいです。

次回、その手順に続く)

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