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プリモジュニア分解_裏蓋とピントフード2017年07月27日

前回)に引き続き、

今回は裏蓋とピントフードの分解手順をメモします。
外す部品は次の写真の赤枠内のものです。
Primo-JR分解

裏蓋まわりは難しいことはありませんでした。
フィルム番号覗き窓の化粧カバー
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スライドカバー
03
押さえバネ
04
などを外してアルコールで消毒。
赤窓のプラスチック板も掃除しました。
裏蓋の内側も、次のように圧板と板バネを外して掃除。
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次はピントフードですが、
次の写真に見えているビス(両側で4本)を取れば、
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外れます。
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これで、ボディ内のミラーに手が届くようになるので、
アルコールで優しく拭いてあげます。
このフード取り外しで注意するのは次の写真の白矢印。
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ファインダーのピント微調整用のスペーサーが、
本体側かフード側に軽く張り付いた状態で外れるので、
これを落として無くさないように注意が必要です。

フードを裏返したのが次の写真。
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焦点板は2本のスプリングで押さえ付けられていました。
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これを注意深く外せば、
焦点板とフレネルレンズを取り出せますが、
その重なり方を覚えていないと大変なことになりますね。
直ちにスケッチしました。
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焦点板の平滑面と粗面、
フレネルレンズの平滑面と刻み面、重要です。

当初ファインダーを覗いた時は、
ゴミ・汚れなどが目立ち、カビ腐食などもありそうでした。
「まあ、古いジャンクカメラだから当然か」と思いましたが、
一応、石鹸液につけて指の腹で優しく掃除したところ、
ほとんど新品のように綺麗になりました。
ぬるま湯で洗剤を洗い流して乾かしているところが次の写真。
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やってみるものです。

さて、プリモジュニアの主要なパーツの分解の過程で、
機能には関係ない部分を、あちこち痛めました。
特に貼り革剥がしでは、
接着剤と貼り革が完全に合わさったまま硬化して、
しかも脆くなっていたため、
ドライバーの先端で削るようにして剥がしました。
地金の部分は傷だらけになりました。
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それを隠す意味でも、新しい貼り革を自作して、
ドレスアップに挑戦してみようと思います。
(追記:そして後日「化粧革の貼り替え」を行い記事にしました)

(一旦、終り)