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とんかつフジからタイ料理2019年06月03日

目白駅北側の山手線は、切通し(掘割)の底を走っています。
その切通しの西側土手の上のちょっとさえない道路は、いつの頃からか、
「フランク・ロイド・ライトの小径」と呼ばれているらしいです。
これはもちろん、
近くの「自由学園明日館」の設計者にちなんで名付けられた訳ですが、
道の実情を知る人間にしてみると、少しばかり恥ずかしいです。
私にとっては、この道は今でも、
「とんかつフジの道」と呼んだ方がピッタリくるのです。
(このお店の記憶は「とんかつ消えて隣にフレンチ」に書きました)

そんな道に面して「タイのラーメン」という、
何とも工夫の無い名前のタイ料理店があります。
タイのラーメン
ここは、昔「とんかつフジ」があった場所ですね。
お昼時、色彩鮮やかなメニューに惹かれて入ってみると、
02

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これがバカにできない美味しさでした。
前回来た時は「タイスキヌードル」を食べたので、
今回は「ガパオ」にしてみました。
ガパオ
お値段もリーズナブルですよ。
ヌードルも好みの麺を選べるんですね。

ちなみに、私のお気に入りのタイ料理店というと、
大正村にあった「目白の伝説プリックタイ」、これはとっくに閉店となり、
これは健在です。

こんな風に、食べ物屋さんが開店したり消えたりするのは、
どうしてなのでしょうね?
もちろん、儲かるかどうかが第一の理由なのでしょうが、
では、繁盛するにはどうすれば良いのでしょうか?
(それが分かれば苦労はない!!)

もし、その場所に住みつく商売の神様のようなかたが居るとすれば、
何十年も営業していた「とんかつフジ」が消えた頃から、
ここの神様は遊びに行ってるようです。
なぜなら、2012〜3年に次の看板が出てから、
貸店舗看板
ここに入るテナントは、2年ごとに交代してるみたいなんです。

2013年〜 大正浪漫の鉄板焼き「目白大都会」
2015年〜 タイ料理屋「White JASMINE」
2017年〜 今回取り上げた「タイのラーメン」

そんな歴史を感じさせる場所にお店を構えた「タイのラーメン」、
今後も存続していけるように、神様が微笑んでくれるかな。

ところで、次の写真の店舗入口扉、
デザインがタイというよりも大正浪漫でしょう?
これは「目白大都会」時代のものなんです。
目白大都会時代の扉
だから、この扉には、鉄板焼きのお肉の香りが染み付いていますよ。
それどころか、お店の外に出て、遠くから、この建物の外壁を眺めると、
私には、まだとんかつのにおいが漂ってくるような気がします。

コメント

_ 宇賀神 ― 2021年06月08日 17:17

以前、芳林堂で感想文を送った宇賀神です。
レストラン フジは、それほど通ったわけではありませんが、目白風景の一つでした。あの池袋西口ヘ続く細道は自分なりの秘密の道で、よく通りました。写真に撮っとけばよかったと思うのは、ロゴス英語学校です。学習院通用門から見える、ことに夕陽に映える建物は佐伯祐三が描いたら素晴らしかったでしょう。
困難を乗り越えてのご子息の結婚を祝福いたします。

_ タフちゃん ― 2021年06月09日 17:56

宇賀神さんこんにちは。
7年ぶりにまたご挨拶できて嬉しいです。
フジのトンカツの味も久しぶりに思い出しました。
そして息子の結婚について、お祝いのお言葉までいただいてとても光栄です。
ところで、下記記事に、当ブログへのご訪問者で、ロゴスについて思い出を語ってくださった方のコメントを引用してみましたので、
よろしければご覧いただけると幸いです。
「目白駅西を散歩して思うこと(http://mejiro.asablo.jp/blog/2016/05/25/8095771)」

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