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ニコンS用レンズをα7に2019年11月08日

標準レンズ「NIKKOR-H・C 1:2 f=5cm」はなかなかの良品でした。
Nikon_S2
そうなると、デジタルでの写りも試してみたくなります。
そのために必要なものは、アダプターですね。
ニコンS(Nikon S)内爪式 → SONY-NEX
という極めてレアな変換アダプターです。

探すのに苦労しましたが割合低価格の商品を入手できました。
ニコンSレンズ用アダプター

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このアダプターの特徴は、
アダプターに焦点調節機構(ヘリコイド)が付いていることです。
上の写真でわかるように、
NikonS用の標準レンズは単なる筒に過ぎませんので、
ボディ側に(ということはアダプターに)ヘリコイドが無いと、
撮影時にピント合わせができないのです。

そんな複雑な機構が必要とされるため、
メーカーから市販されているアダプターは高価で、
私のような遊び目的では買えません!
と、一旦あきらめたものの、
後日、思い直してebayやヤフオクで探して見たら、
見つけました。
ノーブランド品、というよりも素人の手作り品という感じでしょうか。
だいたい6,000円から10,000円くらいで売られています。
そんなアダプター、安価だけれども、
カメラに装着してチェックしてみると、そこそこの精度は有りそうでした。
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それで試写のため、新目白通りから目白台をお散歩。
ピント合わせには、
α7IIのフォーカスピーキングを利用して撮影しました。
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数コマ撮影したのち、
その場で画像を拡大してチェックしてみると、思いっきりピンボケ。
でも、これは私の腕のせい。
普段はオートフォーカスで撮影していますから、
ピーキングの山の把握に慣れていなかったのです。
だんだん調子が出てきて、良い具合に撮れるようになりました。
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「Nikkor 50mm f2」の性能の高さが実感できるでしょう?

こうして、Sレンズの性能は確認できたものの、
昔の一眼レフでのピント合わせに馴染んだ私には、
フォーカスピーキングはいまいちでした。
それで、数日後、
今度は中心部を拡大してピントチェックする方法で、
おとめ山公園を撮影。
フルサイズ機で撮るなら、やはりこの方式ですね。
次のように狙った箇所にしっかりフォーカスできました。
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ちょっと話が逸れましたが、
この後はアダプターの考察に戻ります。

続く