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かわいい魔女に再会!2014年08月22日

夏休みの今、毎日かわいい魔女に会っています。
1960年代後半にテレビに親しんだ男の子なら知っていると思います。
例の「かわいい魔女ジニー」です。
かわいい魔女ジニー
今年はテレビ東京で平日の朝に再放送しています。
次のようなイントロが印象的でした。

 宇宙飛行士のトニー君は、
 どうしたことか宇宙ならぬ南海の小島にたどり着いて摩訶不思議な壺を見つけました。
 その壺から美しい煙とともに現れたのは何と可愛らしい魔女のジニー!!
 あなたの傍ならどこまでもと、とうとうトニー君の家までついてきてしまいます。
 何せ魔女のこと、ちょっと可愛いウィンクするだけで何でもかんでもお望み次第。
 はてさて、どんな事に相成ります事やら。

愛らしくて、ちょっとドジで、使わないと約束している魔法をつい使ってしまって、
それがまたトラブルを引き起こして...というコメディーでしたね。
彼女が魔法を使う時に両目でウィンクするしぐさが、実にチャーミングでした。
私はこの魔女の大ファンだったのです。

そして、この1960年代には「奥さまは魔女」という番組もありましたね。
奥さまは魔女
これも昨年、再放送していました。
こちらのイントロはこうでした。

 奥様の名前はサマンサ。そして、旦那様の名前はダーリン。
 ごく普通のふたりは、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。
 でも、ただひとつ違っていたのは、奥様は魔女!だったのです。

このサマンサが魔法を使うときは、丸いお鼻をピクピクって動かすんです。
そのしぐさも本当にキュートでしたよ。

そのころの私は、
「将来は是非このような魔女と仲良しになりたいものだ」と願っていました。
そして、ジニーとサマンサと、どちらを選ぶべきか真剣に悩んだものです。

それから四十数年経った今年の夏休み、
我が家にMAJOならぬMAGOが数日間滞在しています。
toko

koto

かわいい魔女との出会いがついに叶わなかった私としては、
せめてこの二人を、愛らしい魔法使いに育てたいです。

甦った「ミステリーゾーン」2013年09月09日

かつて「ミステリーゾーン」という一話完結型の米国製SFドラマがありました。
(CBS放送の原題は、THE TWILIGHT ZONE)
約50年ほど前に毎週TV放映されていたものです。
こういうSFものが大好きだった私は、
このミステリーゾーンが放送される日は、昼間から落ち着かず、
放送時間には(確か深夜だった)TVの前に釘付けになりました。

脚本を手掛けたロッドサーリングがドラマのイントロと最後に登場して、
一言コメントする。
そのクールで含蓄深そうなコメントに痺れた記憶があります。
例えば、でたらめですが、こんな感じだったと思います。
『絶望の縁にあった彼女は一筋の光明を見いだしました。その光明を追い求めて彼女が迷い込んだ奇妙な世界、これこそ時空を超えた5次元の世界、ミステリーゾーンなのです』
基調は神秘主義、そしてヒューマニズムと若干のペシミズムを感じさせる各エピソードは、
モノクロの画面にぴったりでした。

それが復刻版DVD本として発売されるというTV-CMを見ました。
ミステリーゾーンTV-CM

早速、その翌日、池袋のジュンク堂へ買いに行きました。
隔週発行で、初回のみ790円、次回以降は1,790円だそうです。
発行・発売/アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社です。

このシリーズ、随分前に日本コロンビアから復刻された事があり、
Amazon.comなどで稀に中古品が売られています。
10年ほど前に1枚(3話分収録)だけ買いました。
でも発売時定価4,700円に対して中古購入価格5,500円と理不尽な価格でした。
それでも、安い方だったです。このDVD、希少な品物なのです。
かなり歯抜けでしか売られていないのに、
ものによっては定価の4倍の2万円ぐらいの値がつきます。
それに比べると、今回はリーズナブルな価格設定です。

下の写真で、左が今回分、右が日本コロンビア製です。
2枚のDVD

全体で200話近いエピソードがある中、
私が最も好きなエピソードの一つを紹介します。
「甦った過去」(原題、Spur of the Moment)という題名で、以下のような話です。

『資産家の娘アンは実業家ロバートと婚約中。ある日、高原で乗馬を楽しんでいると、突然、黒ずくめの不気味な年配の女性が馬に乗って現れ、「アン!アン!」と彼女の名前を呼びながら追いかけてくる。恐ろしさに慌てて家に逃げ帰り「なぜ私の名前を知っていたのか?」といぶかしむ。
その晩、自宅で二人の婚約パーティが開かれるが、実は別の男に思いを寄せていたアンは、家を抜け出し駆け落ちしてしまう。
25年の歳月が経ち、アル中の亭主を抱え、駆け落ちまでして結婚したが、その選択は失敗だったと認めざるを得ないアン。馬に乗り気晴らしに出かけた彼女の前に、突然、25年前の若いアンが現れる。過去と未来が交錯する瞬間です。
18才の晩の間違った選択を止めさせなければと、「アン!アン!」と必死に叫びながら追いかけるが、若いアンは恐怖に顔を引きつらせながら逃げ去ってしまう。』

買ってきたDVD本のエピソードリストを見ると、
第138話に「甦った過去」があります。
ほぼ順番に収録されるとすると、
このエピソードは第46巻くらいに載る事になるので、
およそ2年後に発行される勘定になります。待ち遠しいです。

更にネットで調べた所、
全く同じ企画で2・3年前に発売し始めた出版社が二つあったようです。
でも、いずれも、第4巻までと、第10巻までで力尽きたらしいです。
そして今回のアシェットが、その版権を引き継いだものと思われます。
アシェットはTV-CMを打つぐらい本気なので、
何とか最後まで発売しきって欲しいです。