目白の風景、40年前と見比べると

（死後も元気なミノルタα7700i）からの続きです。

カメラに心と口があったら、こんな愚痴が聞けるかも知れません。
・建築工事現場のカメラ
「毎日毎日、砂埃の中にいて僕のボディはざらざらさ」
・運転免許試験場の顔写真撮影用カメラ
「あーあ、たまには横顔を撮りたいな」
・国技館のカメラ
「僕、男の裸はもう見飽きました」
・警視庁鑑識課のカメラ
「一度でいいから生きた人間を撮らせてくれ！」

そんな愚痴の対極にあったのが、私の持っていたα7700iでした。

1990年頃、主に業務用途ながら、私の首にしっかりぶら下がって、
色々な楽しい所にお供していました。
いわゆる「バブル」の真っ盛りでした。いくつか例を挙げると

欧州家具の買付けに行った工場で

視察と称してセビリヤのアルカサル見物

仕事の合間に一服

美人デザイナーと打合わせ

どの写真でも、私と一緒のα7700iは楽しそうでしょう？

そうそう、飛行機にもいっぱい乗りました。
沖縄へ

そして、ヨーロッパは南欧のコートダジュールへ

そこで、地中海のこんな写真を撮っていました。

この南欧旅行の写真がたーくさん未整理のままなんです。
未整理のまま、四半世紀も経ってしまいました。
僅かでも記憶が残っているうちに纏めなくては。

（続く）